考え方

年をとる楽しみ。年齢を重ねることは素晴らしい

2020年1月29日


年をとることに否定的な人は多いです。しかし、なぜ否定的なのかその理由を聞いてみれば、肉体的な目に見えることのみに注目していることが分かります。本当に人間の価値はそれだけなのか?と言われればこれもまたほとんどの人が違うと答えると思います。

今回は年を取ることは素晴らしいというテーマで考えてみました。

年々充実してくる

私が小学生の頃に、大人が「年は取りたくないなー。若いっていうのはいいなー。」と言っているのを聞いたことがあります。大人たちが集まって楽しそうに昔話をするのをよく聞いたものです。

私はすぐにそれは間違っていると思いました。今でこんなにつらいのに年取ったらさらにつらいとか。有り得ないという気持ちと、それを信じたくないという気持ちがありました。

年々それは確信に変わってきています。私の場合は中学高校の時はあまりいい思い出はなく、今思い出してもつらい記憶が蘇ります。それを思うと本当に年々自分のやりたいこと、やるべきことが明確化されてきて、生きている充実してきているという感覚でいます。

確かに年を取れば体は衰えることと思います。20代のころは徹夜してもそのまま仕事に行くことができました。34歳になった今ではもう無理です。7,8時間寝ないと持ちません。30代でこんな感じだから70歳とかになれば体力的にしんどいのは想像に難くありません。

しかしデメリットはそれくらいではないでしょうか。それ以上に精神が充実し、自分なりの考え方が構築されてきて、いろいろな見方ができるようになり、心も安定してくる。こんなに素晴らしいことはありません

少食を説いた人に学ぶ

私は断言する。非常に達者な老年の生活というものは、実に素晴らしい。
引用:無病法 著ルイジ・コルナロ

ルイジ・コルナロは16世紀ヴェネツィア共和国(現在のイタリア)の貴族で節食の大切さを広く世に知らしめた人です。若いころから暴飲暴食を繰り返し、医者からは死を宣告されます。そこから節食することによって健康を取り戻し、その経験から得た少食の素晴らしさが本には書かれています。

少食の素晴らしさを訴える本は数多くあり、全ての本を読んだ私が言えることは、この本一冊あれば十分かと思います。この本には現代における科学的根拠のようなものは一切書かれていません。いろいろな数値が欲しい人にとっては不向きかとおもいますが、この人の人生を読むことで学べることは多いと思います。

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私なんかは、科学的根拠よりも感覚や直感の方が大事だと思っているので、そういう人はこの一冊を強くお勧めいたします。どうして感覚や直感の方が大切かというと、全てにおいて感覚や直感が科学的根拠よりも先立っているからです。科学的根拠は後付けで、やっぱりそうだったんだという確認程度でしかありません。科学的根拠を待っていたり探していたら人生が終わってしまいます。↑の記事は大体そういう内容を書いています。

ルイジ・コルナロは102歳という長寿を全うし、年を重ねるたびに幸福感が増すことを感じています。

健康であるということ

ルイジ・コルナロが、晩年「老年がこれほど素晴らしいものとは知らなかった」と言っています。私たちもそうなるには、健康でいなければいけません。体のどこかに悪いところがあると人は気がそちらに囚われてしまいます。それが思い通りに治らなかったり苦しみの元になれば、とても前向きな考えは浮かびそうにありません。

仙人のような人であれば、いくら体が悪くても心を平静で保つことは出来るかもしれません。しかし普通の人間にはそれは不可能と言えるでしょう。勿論、本来はそこを目指すべきではありますが、なかなか難しいものがあります。ほとんどの人が体と心は連動しているものです。ですので、如何に体を健康で維持するかということも大切になってきます

心と体の関係でいえば逆も言えることです。心が正常でない場合体に不具合という形、すなわち病気という形で現れる。しかし例えそれが真理であったとしても、心に落とし込むには時間のかかることです。

結論は両方の成長が必要で、体を健康に維持しつつ、心の状態も成長させることが必要です。私の思う心の成長というのはどれだけ人の気持ちになれるか。です。それには数多くの人生を歩む必要があります。

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勿論本を読むことだけが全てではありません。すべての人は大なり小なり影響しあって生きています。仕事をしている時点で誰かの役に立っています。役に立っているからこそお金がもらえるのです。ですので、全ての人が誰かの役に立っているわけです。それを少し意識するかしないかで、積み重ねによって随分と変わってくると思います。人を少し気遣う気持ちというのは結局は自分に返ってくるものです

老後なんていうものはない

そもそも老後というのはどういうものを言うのでしょうか。

年をとってのち
引用:大辞林 第三版

何歳という明確な区切りはなくその人が年を取ったと思えばそれ以降は老後ということになります。一般的に老後とは定年退職した後のことを言うのではないでしょうか。定年退職をして年金で暮らすようになってからを老後というようになります。

老後の資金や老後の生活費などという使い方から見ても、老後とは一般的に定年退職後の話になります。

人間は漠然とした未来には不安を覚えるものです。そして日本ではそれを老後という言葉で未来のイメージづくりが行われてきました。老後という言葉を巧みに使うことで人々の不安を煽ります。人は不安になればそれを解消する行動をとります。そこに商売や詐欺などが発生するのです

漠然とした未来の不安は捨て去る必要があります。何をそんなに不安に思うことがあるのでしょうか。見える分には衰えというものがあります。しかし上でも述べた様にそれ以上に得るものがあります。老後という言葉や概念は人間によって意図して作られ、今を生きている人にとっては全く必要のないものです。

衰える肉体でさえ今ではそれを遅らせること、病気であればそれを回復に導いてくれるものもあります。それに加え心が成熟していく様を想像するだけでわくわくしてくるのと同時に年を取ることが楽しみでもあります。

まとめ

老いることは失うものばかりではありません。年を重ねることで得られる心の安定は何にも代えがたいものです。

心を安定させる要素で欠かせないのが健康です。健康に対する知識を日々つけていきます。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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