考え方

本を読んでも行動できない人が行動できるようになる方法

2020年1月30日


行動に移さなければ何もならないということは誰もが知っていることです。人は何かをする時、まずその情報にふれて知り、そして行動に移します。行動に移すと何かしらの結果が現れます。それをもとに情報を仕入れまた実行に移す。それの繰り返しで現在生きている環境をより良くしていくことができます。

今回は行動することの大切さというテーマで考えてみました。本を読んでも行動できない人へということで題名を書きましたがその結論は、「もっともっと読む」です。

この世は物質世界

この地球では思っただけでは何も起こりません。思っただけでご飯が目の前に現れることはありません。何か食べたいと思えばスーパーで何か買ってきて料理するか、どこかレストランに食べに行くという行動を起こさなければ目的のものを得ることは出来ません。

悪い例でいえば犯罪は思うだけでは犯罪になりません。思っても理性で立ち止まり実行に移しさえしなければ犯罪になりません。

ですので、思うというところからから実行して初めて形になる。というのが私たちが生きている世界の仕組みです。

実行できない理由

実行に移せない理由は様々あります。一見自分以外の影響に見えることも自分でどうにかできることがほとんどです。

完璧を求める

完璧を求めると実行に移せなくなります。完璧に物事を進めれる人はいません。常に改善を繰り返し自分の理想に近づけていくものです。

もっと言えば完璧には永遠になれないと思った方がいいということです。常に人は成長するものです。完璧だと思ったものでも数年後には完璧ではなくなります。

であれば最初から完璧を目指すのではなくとりあえずやってみることが大切になります。

人の目がきになる

人の目が気になると、実行に移しにくくなります。批判されるんじゃないか、こんな事したらどう言われるだろうか、と他人の目を気にしすぎるあまり行動に移せなくなります。いったい誰の人生なのかを考え直す必要があります

人は自分の事のみに関心があり、人の事などどうでもいいと思っています。これは悪い意味ではなく人間の本質がそうだということです。自意識過剰になる必要はありません

無いものに目を向ける

環境が整っていなかったり、お金がない場合出来ないということもあります。しかし何がないこれがないという思考は一番の毒となります。それがない状況で行動に移すことが本当にできないのか、単なる言い訳なのか、もう一度考えます。

もし本当に必要であればそれを埋める作業をしなければいけません。環境が整っていないのであればそれを解決すればいいし、お金がないのであれば働けばいいわけです。

本を読んで実行できない人

本を読んでも意味ないよ。とか本を読むと行動しなくなるよとか言うことをどこかで聞いたことがあります。そういう人は100%本を読まない人です。本を読んでいる人は本を読むことを否定しません

本を読んでわかった気になり、行動しないというのが意味のない事であり、本を読むこと自体はむしろ薦められるべきものです。

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先に起こる出来事が予想できたりするのは本を読んでいる人に備わる共通の能力なのかもしれません。

人生で遅いということはありません。私の場合は気づくのが大人になってからで、人生を取り戻すがごとく読書をしています。その中で分かったことは現実に起こることは既に本に書いてあるということです。そんな場面に頻繁に遭遇します。そのたびに自分のベストだと思う選択をします。それは前もって予習しているから選択するスピードも速く無駄もありません。

本を読んで行動しない人というのは、分かっていないからにほかなりません。本は読めば読むほどその著者の思考に近づきます。その著者が行動しない著者であればその様になるでしょうが、本を出版している時点でそれは無いかと思います。ということは単純に読む回数が少ないか、量も少ないだけです。

ですので本を読むことと行動しないことは関連性はありません。分かった気になって行動しないというのは分かっていないだけで、もっともっと読むべきなのです。

1回目 へぇーそんな考え方もあるのか、今度やってみるかな(この時点では行動はしない)
2回目 あー、こういうこと前にも見たことあるな(この時点でも行動しない)
3回目 そうそう、そうでしょ。そうだよね。(行動する人もいるし行動しない人もいる)
4回目 当たり前でしょ。そんなの前から知ってるよ。っていうかやってるし。(この時点で100%の人が行動している)

この回数というのは単純に読書の回数ではなくて順番的にこんな感じで思考が固まっていきます。

4回目のところの領域になればもう本に書いてあることは自分と同じ考えで、行動するも何も既にしている感じになっています。行動してみるというより体が反応するというのが本当のところではないでしょうか。

まとめ

何か良いことを知ったと思ったら実践してみるということが大切です。実行に移して初めて分かる事もあり、そこから更なる改善していくこともできます。

知っていてやらないということは怠けている事と同じです。

本を読んでも実行できない人は分かっている気になっていて分かっていないだけです。本を読むことは無駄ではありません。もっと何回も読み、体に落とし込みます。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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