考え方

改善することを躊躇する理由とは

2020年4月23日

一度決めたことを改めることは勇気のいることです。うまくいっているときに改めることを躊躇するのは理解できます。ところが、今までのやり方ではうまくいかない、あるいは間違いに気づいたにもかかわらず改善することに躊躇する人もいます。今回は改善するときに、なぜ躊躇したり時間がかかったりするのかを考えてみました。

改善するときに躊躇してしまう理由はいくつかあります。その中で一番強いものは、改善することで今よりももっと悪くなるのではないかという不安からきています。

その他の理由と躊躇しなくするにはどうすればいいかなど、少し詳しく見ていきます。

改の成り立ち

改善とは
物事をよい方に改めること。
引用:大辞林 第三版

改善という言葉にすでに「善い」という文字が使われているので、良い意味で用いられることはわかります。

改めるという字は攺からきています。攺という字は巳と攵から成り立ちます。攵は「ぼくにょう」とも言ったりしますが、これは鞭を打つ、強制する、仕向ける、などの意味があります。巳(み)すなわち蛇(へび)にはいろいろな解釈ができますが、蛇は完全なものの象徴として用いられることがあります。

改とは完全な方向へ仕向ける。という意味があり、それに善をつけることで、良い方向へ完全なものに変化させていくことと言うことができます。

改善の邪魔になる物

改善の邪魔になるものは全て現状を維持しようと思うものばかりです。

過去の成功へのこだわり

過去に成功した体験があると、それを変えることは難しくなります。時代は変化してゆき、昔の様にはいかないことは多々あります。時代が変化してきているなら自分たちも変わっていかなければ、生きてはいけません。

悪くなるという不安

行動することで現状よりも悪くなるのではないか、という不安が改善を躊躇させます。今までうまくいっていたことがうまくいかなくなっても、行動を起こすことで更に悪くなるのではないか。それならば現状維持でいいという考え方です。

今ままで改善しようとして行動をおこしても、悪い方向に行く経験をしていれば、よっぽどひどくなるまで行動しようとは思わなくなります。

今の時代の流れは早いです。昔に比べれば雲泥の差です。その原因は誰でも簡単に情報を素早くキャッチできるようになったからです。情報は一気に拡散されるような時代です。良いものも悪いものも一気に広がる世の中です。

昔は情報を仕入れるには、テレビや新聞ラジオなどからしか情報が入ってきませんでした。ですので都合の悪いことなどは簡単にもみ消したりすることが出来ました。今はインターネットの普及で隠すことが難しくなっています。悪い事だけではありません。良いことも広がるのが早いので、どんどん時代に応じて変えていかなければいけません。それは改善の連続です。

何か新しいものを作るというのはそう簡単な事ではありません。しかし、あるものをより良くすることは、さほど難しい事ではなく誰にでもできることです。それが不安により躊躇してしまうのです。

周りの評価が気になる

周りの評価が気になれば、行動できなくなります。改善するということは、方向転換することになることもあり、今まで続いていたことをやめることになります。長年続けていたものを変えることに関しては、周りの評価はそれ程気になりません。

ところが、最近新しく始めたものを変えるときに周りの評価が気になるものです。それは、すぐに辞めることで信用を失うからです。

継続しているものに人々の信用は集まります。例えば会社経営でいえば、ほとんどの会社が10年以内に解散します。10年存続できる会社は数%だといわれています。何年も会社が存続している時点で大きな信用となります。

人も3日坊主ですぐに辞める人よりも、しばらく続く人の方が信用があります。すぐに辞めてしまう様な人には何か大事なことを任せるのは無理です。信用できないからです。

ドメインなんかもそうです。このブログのドメインはmiyattisyokudou.comです。昨年2019年11月に取得してブログを始めました。ドメインは年数が浅いものよりも古いものの方が信用があるとされています。新しく取得したドメインではなかなか記事をインデックスしてもらえません。そして検索結果にも違いが出てきます。miyattisyokudou.jpのサイトは長らくいじっていませんが、アクセスが増えていっているのがその根拠です。グーグルなどの検索順位は一番は記事の質ということですが、その次に大切なのはサイトが続いているかどうかではないかと推測しています。

人間だけでなく機械でさえも続いているものに信用をおくのです。

最近始めたものを改善するときに躊躇する理由はこれらの事を経験上わかっているからです。

躊躇せずにチャレンジするには

躊躇せずに改善するには、現時点まで戻れる「拠り所」を確保しておくことが必要になります。。ゲームでいえばデータをセーブしておくことです。もし何かあっても最後にセーブしたところから始めることが出来ます。改善をするかどうか迷う状況というのは様々な状況があるかと思います。

戻れる場所すら作れないような状況はなかなかないはずです。戻れる場所を作っておけば、果敢にチャレンジすることが出来ます。特にこれは改善するときに限ったことではなく新し事をチャレンジするときにも応用できます。

不安に思うから行動できなくなるのです。逆に安心に思えば躊躇しなくなるので、安心な場所を作ってやればいいのです。

周りの評価を気にして躊躇してしまう場合は、一体誰のための人生を歩んでいるのかということを今一度考える必要があります。色々なことを理由に挙げて行動しないことを正当化しているだけなのかもしれません

人は自分の事に興味があり、他人の事はどうでもいい。それが人間の本質です。自分が思っている以上に、他人は自分に無関心です。ですので、周りの目は気にしなくても大丈夫です。

まとめ

改善を躊躇してしまう理由は、過去の成功に固執したり、悪い方向に行くのではないかという不安や、周りからの評価が気になるために起こります。

躊躇せしないようにするには、失敗に終わっても戻れる場所を作っておきます。戻れる場所があれば大したリスクを取る必要もありません。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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