考え方

先延ばしにする習慣を改善する

2020年1月4日


今やらないといけないと思っている事を先延ばしにすることは、長期的にみても多くのチャンスを逃すことになります。やるべきことややりたいこと、言うべきことや言いたいことを先延ばしにするということはチャンスを逃し後悔することになります。なぜ人は先延ばしにする傾向にあるのかを理解できれば、この悪しき習慣から抜け出せるのかもしれません。

先延ばしにする人たち

先延ばしをして得られるものは何もありません。何かに挑戦し失敗すればそこから学習することはありますが、先延ばしは全く得るものがありません。

先延ばしをするという一時的な逃げのために、理由を探し出したり作り出したりします。その作り出した理由は自分に嘘をつくものであるため、そういう人は他人に嘘をつくことも多くなります。嘘に対する感覚が麻痺するのです。

何か目標がある場合、先延ばしにすることにメリットはありません。

なぜ先延ばしにするのか

人は簡単なもの、努力を要しないものをやりたがる傾向があります。SNS,Youtubeなど何か気をそらしてくれるものがあれば、ついついそちらに逃げてしまいます。

完璧を求めるため先延ばしになる

先延ばしにするのは完ぺきに物事をこなそうとするからです。完ぺきにこなすためにはかなりの労力が必要であることを知っているため、なかなか取り掛かれず結果先延ばしになります。

上に挙げた通り、簡単なものに人は流れる傾向にあるため、先延ばしになりやすいです。

完璧主義者の人は自分に能力がないと思われるのが怖いため、物事に対して時間をかけて取り組みます。完璧にこなすことは一見いいように思いますが非常に効率が悪いということは皆さんもご存じだと思います。

例えば50%をやりきるのに1時間かかったとします。そして作業を続けて75%をやりきるのに3時間かかったりします。単純計算で1時間半とはなりません。当然この作業で100%やりきるには更なる時間がかかることになります。完璧を求めれば求めるほど、効率が悪くなります

この考え方は読書にもあてはまります。

これは私の場合ですが、精読すると4時間かかる本があるとします。この本を50%理解しようとして読む時間は大体3,40分です。精読したとしても100%頭に残っていませんので結局50%くらいの理解でいいと思ってさっと読む方が、たくさんの本を読めて入ってくる情報量も多くなります。

完璧を目指すということは素晴らしいことのように思いますが、実は非常に効率が悪いことがわかります。

決断できないため先延ばしになる

やると決断できない人は、必然と先延ばしすることになります。

考えることに貴重な時間や労力を費やしているため、いざという時に発揮する能力が低くなります。

最悪決断しなくても良いです。決めてからやるのではなく、やりながら決めれば時間の無駄にもならなくて済みます。

失敗を恐れるため先延ばしになる

完璧にこなそうとする完璧主義者のひとにもあてはまりますが、失敗を恐れてしまうと、一歩が踏み出せなくなります。失敗することにより、周りの人にどう思われるかどうかが気になり、物事が先延ばしになります。

普段の慣れている業務をこなすことは簡単ですが、新しいことにチャレンジするときに問題が出てきます。

なかなか取り掛かれないために、どんどん挑戦している人をうらやみ、いろいろと批判したりしがちです。もし周りにいろいろなチャレンジする人がいれば、その人を何とか引きずりおろそうと巧みに失敗の恐怖を植え付けようとします。

そして性格の悪さまで身に付きます。

先にばしにしないために

先延ばしにしないためには、まず自分がどうして先延ばしにするのかを考えてみます。そしてそれに応じて考え方を変えていきます。

例えば完璧主義者で先延ばしにする場合、とにかくやる事について完璧を目指さないことが大切になります。先延ばしで完璧を目指して得られるものと、今、ある程度の完成度で得られるものとでは、後者の方が優れていることを理解することです。

具体的な方法としては、時間をくぎってやってみるのもいいと思います。

失敗を恐れて先延ばしにする場合は、失敗しても大したことにはならないということを理解することです。人の評価は気にする必要はありません。そもそもほとんどの人が他人に興味がありませんみんな自分に興味があって考えているのは自分の事だけですので、人の評価は気にしなくていいでしょう。

人と比べることは不幸の始まりです。自分の思うことをやりましょう。

決断できないために引き延ばす場合、決断しなくてもやってみることです。決断しなければ動けないという考え自体がおかしいことに気づくべきです。思ったことをやってみて、やりながら考えればいいです。

最後に

ブログをやっていると、時間をかけて完璧にやろうとし、とてつもなく時間を要することもあります。そして出来上がった自称完璧なものは、そんなに素晴らしいとは限りません。結局それが実力なのです。それであれば完璧でなくてもとりあえずやってアップしてみる。

例え質が低くてもとにかく毎日提出する。そんな感じでやってます。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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