ブログを始めて4か月が経ちますが、結果を最初に書くというやり方が定着しつつあります。最初の頃は出来ていませんが、最近のものは全て結果を先に書いています。そしてブログを続けるうえで極めて重要な事だと認識するようになりました。
最初に結論を書く理由は、読む人の時間を奪わないためです。このブログでは時間の大切さには度々ふれています。読む人にとって結論が自分の求めていたものと違っていればその時点で読む価値はありません。それを冒頭で判断してもらうために先に結果を書きます。
少し詳しく見ていきます。
目次
ブログの形は様々
ブログには、索に対してその答えを提示する様なものや、日記の様なものなど様々な形があるかと思います。
有名人が書く日記ブログは、有名人が普段どんなことをしているというのがわかり、興味がある人にとっては非常に有益なものです。一方でほとんどのブログが検索に対して答えを提示するかたちをとっています。
このブログもどちらかというとそれに近いのではないかと思います。
しかし、答えを提示するブログであるにもかかわらず、答えを先延ばしにし、自分と思ったような答えでなく、時間を無駄にしたという経験をされた方もいるのではないでしょうか。
答えは既に決まっている
知識を得たいとき、答えは決まっていません。ですので教えてもらわないと前にすすめません。しかし、考え方など知識以外のもので教えてほしいときというのは答えは既に決まっています。
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迷った時の解決方法。既に答えは決まっている
何かを迷っているとき、大抵は既に自分で答えを持っていることが多いです。今回は「迷った時の解決方法」というテーマで考えてみました。 結論は迷った時というのは既に自分の答えは決まっています。例えば誰かに質 ...
答えが決まっている中でそれを後押ししてくれるものを探している人は意外と多いです。検索から情報を得たいと思う人は、ある程度の知識がる人です。もし、何もわからなければ、検索するワードすらわかりません。分からないことが分かるという事は、それなりに分かっているという事です。
学生の時、先生に自発的に質問をしていた生徒は優秀ではなかったでしょうか。通常分からなければ質問すら出来ないものです。
それと同じように、大体答えも分かっていて、後は「なぜか」という部分が欲しいという人は多いです。私もブログをやる前は色々知りたいことを検索で探すことをしていました。そこで頻繁に思ったのが「だからそれは分かっている。その根拠をお教えてくれ。」ということです。
その経験からも、記事が違う内容であった場合すぐに離脱してもらえるように、時間を無駄にさせないために最初に結論を持ってくるようになりました。
ちなみに、ブログをやるようになって、他の人のブログは見なくなりました。他の人のを見てしまうと書けなくなるからです。常にコピーコンテンツには気を使っているのに、他の人のを見たら自分のオリジナルな感想であったとしても書けなくなってしまうからです。
話のテーブルに着く
結論を先に書くことで、話のテーブルにつくことができます。
世の中は結果は同じであることが多いのに、その根拠となるものが人それぞれで違います。それは感じ方がそれぞれ違うからです。
例えば人は必ず死にます。今まで生物学上死ななかった人はいません。これは100%の出来事です。ではその理由はなんでしょうか?と理由を聞いたとき人それぞれ答えが変わってくるものです。そこで検索で調べます。
医学的なものの見方をする人や、生物学的なものの見方をする人もいるでしょう。人によってはスピリチュアルな面を見てそれが原因だとする人もいるでしょう。それを先に書くのです。
人の話を聞くときに、何について話しているのか分からないのに詳しく聞こうとする人はいません。「何のことについて話してるの?」とわからなければ聞くでしょう。ブログで「何のこと」に当たるのが最初に書く結論の事です。
ですので結論が自分の思ったものと違うのでれば話のテーブルにすらついていないことになります。ですので、先に結論を書くべきなのです。
起承転結の勘違い
起承転結は一般的によく言われることですが、勘違いしている人が多いように見受けます。
起承転結という言葉は漢詩、特に絶句の構成法であり、物の順序を意味しているにすぎません。
物事の始まりは何もないところから始まることはありません。何かしらの結果から始まります。起承転結の「起」は「結」ともいえるのです。
ですので最初に結論を書くことは何ら順序的にも間違っているものではありません。
書いているうちに、違う方向に向かうことは良くあります。そうなれば、題から変更することもありますが、遡って最初の結論を書き替えます。
人にされて嫌なことはしない
子供の頃に人にされて嫌なことを人にしてはいけないと習いました。それは、子供以外の第三者の事を想って言っているのではなく、その子供のために言っているのです。良い事も悪いことも全てブーメランのようにかえってくるからです。されて嫌なことをすれば、どこかで自分の嫌なことをされるものです。
自分の時間を無駄にされたくないのであれば、相手の時間を無駄にしないことです。結論を先に書くことで、無駄にさせない確率が一気に上がります。そこで選別をして違うなら別の人のところにいくだろうし、求めているものであれば引き続き読むことができます。
まとめ
最初に結論を書く理由は読む人の時間を無駄にさせないためです。
起承転結は絶句の構成法のことを言うもので、物の順序という意味でつかわれますので気にする必要はありません。たとえ順序という事で見た場合でも、起承転結の「起」は「結」にもありえるため、順番が間違っているとは言えません。
自分の命を軽く見られたくないのなら、人の命も軽く見ないことです。