皆さんは血圧を毎日測っていますか?健康で、毎日血圧を測るという方は少ないのではないでしょうか。最近毎日血圧を測った方がいいと思うことがありましたので、調べた内容と共に書いてていきます
目次
病院で誤診を招く可能性がある
普段は血圧が正常の範囲なのに、病院で測ると血圧が高く測定される状況を白衣高血圧といいます。精神的緊張などで、血圧が上昇するものと思われます。
この状態になれば深呼吸をして数分した後、リラックスした状態で測りなおします。ですが医師から「普段から血圧が高いですか?」と聞かれても、そもそも普段から血圧を測っていなければおかしい数字であるということすらわかりません。
通常血圧が高い場合、時間を空けて再度測りなおさないといけません。しかしそれをせず高血圧と診断し、高血圧の薬を処方するということもあります。そしてそれをまじめに飲む患者さんがいます。嘘のような話ですが、本当にあります。その後通常の血圧の人が降圧剤を飲むわけですから、低血圧になるわけです。
低血圧は頭痛・めまい・倦怠感・朝起きにくいなどの症状が現れますが、うつと似ている症状が多いです。
そんななかまた病院を受診すると普通は薬が強すぎたという話になると思いますが、今度は「それは精神疾患ですね」と精神科を紹介される。精神科でうつと診断され、うつの薬が処方されるということも考えられます。
薬は結局は対症療法でしかありません。薬が及ぼす作用反作用もありますし、薬自体の副作用もあるので厄介なのです。薬が薬をよぶということはよくあることです。体を治すのは自分自身であり、病院でも医師でもありません。
もちろん我々患者側に知識があれば、おかしいということは簡単にわかります。しかし権威に弱く医者を信じきっている人や知識のない人は、誤診をされてもそれがわからないので非常に怖いのです。
誤診をまねかないためにも、自分の健康は自分で管理する。健康な体を維持するという点でも、まずは毎日の血圧測定から始めるということは意外と効果があります。
血圧計を選ぶ
血圧計は、上腕部で測るものと手首で測るものが売られています。
通常正確な血圧を計るには、心臓から近い上腕部のものが薦められています。私もできることなら上腕で測るものが正確であると思っていますが、今現在使っているのは手首式のものです。
上腕部で測るものと比較してみるとあんまり変わらないかな、というより違いがわからないというのが正直な感想です。
毎日測ることが重要ですので、手軽な手首式のものもありかとおもいます。
血圧を測定する
血圧を測定するときは、リラックスしている状態が必要です。運動直後やトイレの直後、食事の直後に測ると正確な数値はでません。
病院を受診すると座って測ることが多いので、変化を把握するうえでも座って測るのがいいでしょう。
血圧を測る行為が健康への第一歩
血圧を測るという行為そのものが自分の体を健康に向かわせます。
血圧を測れば、普段の血圧がいくらなのかを把握することになると思います。その血圧の範囲から外れているならば、なぜなのか、どういったことがこの先あるのかも予測することがきます。予測できれば、今からどうすればそうならないのかを知ることにつながります。
大抵体に支障が出てきたときは、重症であることが多いです。たとえ回復できるものであっても、時間がかかることでしょう。またそこに費やす時間やお金も少なくないと予想できます。
血圧を測るという行為は、歯を磨くことや風呂に入るという行為と同じく「習慣」です。小さい頃にこれらを習慣化させるのに時間がかかったかもわかりませんが、習慣化してしまえば、そんなに苦にはなりません。
血圧を測ることで体の変化に敏感になり、それが自分の体を守ることに繋がります。ちょっとしたことですが、時間とともに大きな差となって自分の得として跳ね返ってきます。
最後に
血圧を測ることはお金のかかることではありません。初めに血圧計を買う時だけです。
まずは毎日血圧を測ることをはじめてみませんか?