健康

血圧とは?収縮期血圧や拡張期血圧など

2019年11月15日


そもそも血圧とは?高血圧や低血圧と言ったりするその血圧であることはわかります。でも上がいくらで下がいくらってあれっていったい何なの?今日は血圧について基本的な事を書いていきたいと思います。

血圧とは

私たちの体は約60兆個の細胞でできています。
細胞が生きていくためには酸素や栄養が必要になります。

心臓から拍出された血液は一定の圧力で押し出され、血管内を流れていきます。この血管内の圧力を血圧といいます。

血圧の測定は、健康を維持するうえで有効です。体調の変化に気づくことができますし、毎日測る習慣が病気を遠ざけることにつながります。

血圧を毎日測ることの重要性を解説します

収縮期血圧(最高血圧)

人間の体は血液を介して酸素と栄養を全身の細胞に運びます。
この心臓の収縮期に血圧は最も高くなりこれを収縮期血圧といいます。

血圧を測定して上に出る大きな数字の方です。

収縮期血圧や最高血圧といいます。最大血圧ともいいます。

収縮期血圧が140mmhg以上であれば高血圧、100mmhg以下の場合、低血圧としています。

拡張期血圧(最低血圧)

細胞まで栄養と酸素を運んだ血液は次に細胞にある不要な物質、二酸化炭素と老廃物を静脈を介して心臓まで戻します。
この心臓の弛緩期に血圧は最も低くなりこれを拡張期血圧といいます

血圧を測定して下にでる小さい数字の方です。

拡張期血圧や最低血圧、最小血圧ともいったりします。

拡張期血圧が90mmhg以上であれば高血圧としています。

血圧が変動する原因

血圧は様々な要因で変化します。
心拍出量循環血液量末梢血管抵抗で血圧はきまります。

心拍出量は一回の収縮で心臓から贈られる血液の量のことです。
循環血液量は全身を流れる血液の総量です。
末梢血管抵抗は太い動脈から細い動脈、毛細血管へながれるときに血管が膨らむのを防ぐ圧力のことをいいます

血圧が上がる原因

血流量の増大、血管弾力性の低下(動脈硬化)心臓ポンプ機能上昇、血液粘度の上昇、交感神経、ホルモンの影響など
気温や運動、食事などでも血圧は上がります。

気温が低ければ血管は収縮し血圧は上がります。

血圧が下がる原因

上がる原因の逆で、
血流量の減少、心臓ポンプ機能の低下、副交感神経、ホルモンの影響など
気温や運動不足でも血圧は下がります。

気温が高ければ血管が拡張し血圧は下がります。

低血圧の人は意外と少なくありません。

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まとめ

血液が流れる血管内の圧力を血圧といいます。

心臓から血液が出ていくときに圧力が最も高くなり、この時の血圧を収縮期血圧といいます。反対に心臓が弛緩するときに圧力は一番低くなり、この時の血圧を拡張期血圧といいます。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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