考え方

猫に学ぶ。自分勝手が許されるメカニズム

2020年4月17日

猫は自分勝手といわれています。こちらが構って欲しいときには嫌がり、作業など集中したいときに限って邪魔をしに来余ます。しかし、そんな自分勝手な振る舞いもなぜか許せてしまうのが猫です。今回は、なぜ猫の自分勝手な行動は許されてしまうのかを考えてみました。

もし、なぜなのが分かれば私たちも真似をすればいいのです。人に気を遣うことが癖になっている人でも、気を遣うことが嫌になる時があります。そんなときでも無理をして人に気を使えば、自分で勝手に疲れてしまい、自分に嫌気がさしてくるものです。

自分勝手が許されるのは、許す方が許される対象の事を好きだからです。好きであれば、大抵のことが許されます。逆に嫌いな対象であれば、少々の事でも怒りが湧いてきます。そして猫は好かれているか嫌われているか自体を気にしていません。どう思われても気にしないということです。

少し詳しく見ていきます。

人間に置き換えて考える

私たちは日々の暮らしの中で、自分勝手にふるまうことは良くないとされています。小さいときから、協調性を大切にするよう育てられてきました。それは、大人にとって都合がよく、コントロールしやすいからです。

もちろん、協調性を大切にすることで、自分自身が守られ、得をする様な世の中になってます。しかし、過剰な協調性は自分を犠牲にし、その心は他人を簡単に傷つけるものになります。なぜなら、人は自分が我慢をしていれば他人にも同じくらいの我慢を強要する生き物だからです。その歪んだ思いが周りを不幸にし、自分を不幸にしていきます。

猫を見ていると自分のしたいままに生きているのに人間に愛されています。人間も本来こうあるべきではないのかと考えさせられます。

ある程度自分を抑える時や場面があるかと思います。しかし無理に自分を抑え、気を使い、自分を犠牲にするだけの生き方は誰の得にもなっていないのではないでしょうか。まさに猫とは真逆の生き方です。

全ては好き嫌い

全ては好き嫌いで決まります。

これは皆がうなずけることではないでしょうか。学生から社会人に至るまで、全ての人や物事に好き嫌いが大きく影響しています

学生の頃

学生の頃はやたらと先生にひいきされていた同級生はいなかったでしょうか?学年で1人はいるはずです。先生はその生徒をひいきしているつもりはありません。しかし、人間好き嫌いがあり、当然好きな生徒にはひいきめで物事をみたりします。

今思い返してみると、その人はある意味猫のような人でした。自分勝手な振る舞いも、周りに大きく迷惑をかけるものではなく、その人自身も周りの評価を気にしていませんでした。

ある時宿題を忘れて、悪びれることもなく言い訳をし、ある人はなんだか申し訳なさそうに忘れたことを先生に伝えていました。

気に入られている方は、大したこともなかったのですが、もう一人の生徒は授業が終わってからも、しつこく何やら言われていました。

好き嫌いと同時に、悪いと思っていないのであれば、正直に態度で示す様は、猫そのものです。

社会人になって

社会人になれば人の好き嫌いは人生を左右するほど重要になってきます。

就職した会社で好かれれば、多くのチャンスを与えられ出世することが出来ます。しかし、嫌われてしまえば、チャンスが与えられないのと同時に、数少ないチャンスも邪魔されなんとか出世させないようにする力が働きます。

勿論会社は営利集団ですので、能力がない人ばかりが出世できるわけではありません。しかし確実に好き嫌いが大きく影響を及ぼしていることは、良く分かることだと思います。

他人の評価は気にしない

自分勝手でも許されるのは好かれているからということは冒頭でも書きました。

猫は静寂な場所が好きなのか、作業をして集中している物の間に割り込んで来る習性があるように思います。感じたら即行動します。「邪魔したら悪いから今はやめておこう」などという考えなどありません。

そこには嫌われてしまうから、という周りを気にする考えがありません。そして実際に嫌われたとしてもどうも思っていない事でしょう。人間においても自分勝手なのになぜか好かれる人というのは、そろいもそろって他人の評価を気にしていません。本人に聞いてみても、気にするという概念すらない様でした。

他人の評価を気にする人は良くないと言われますが、一概に良くないとは言えません。なぜなら、人の評価を気にするということは人を気遣える心があるからです。我が物顔で振る舞う人よりも優しく、人の事を想いやれる人です。

しかし、それは時として自分を苦しめるものになります。人を気にするあまり、自分を傷つけ、更に他人までも傷つけるものとなります。ですのでバランスが大切です。

周りの目を気にしすぎる人は、猫のように気にしないで気ままに振る舞うのが良いです。

人の役に立つ

自分勝手が許されるのは、ある程度人の役に立っている人です。これは好き嫌いと関わってくることですが、猫は癒すという点で人の役に立っています。だから少々の自分勝手な振る舞いも許せてしまうのです。その証拠に、いくら猫が好きだと言っても、度を越えたものであれば許せず頭を悩ますことになるはずです。少々の自分勝手な振る舞いということがポイントです。

周りの人を見ても思い当たる人がいるのではないでしょうか。会社でも少々自分勝手が許されているのは結果を出している人です。結果を出しているということは会社にお金を運んできてくれているということで、みんなの役に立っています。

本人は一切自分勝手な振る舞いをしている感覚はなく自分の思うように行動しています。この点でも猫と同じです。これが、「自分は結果出しているし少しくらいはいいだろう」という思いがあれば、また状況が変わってくるのかもしれません。

順番的には、人の役に立って、周りに好かれ、ある程度の自分勝手が許される。というのが考えられる順番です。

一度このサイクルに入れば人の役に立つこともさほど難しく感じることはないし、自分勝手も許される。ということになります。

この循環に入るにはまず人の役に立つような何かをすることから始めます。それは、大それたようなことではなく、労わるような言葉をかけたり、些細なもので十分なのです。仕事を一生懸命することも人の役に立つことと言えます。

何事も無理をしないことが、成果を出す近道となります。

まとめ

猫が少々自分勝手が許されるのは、好かれているからです。嫌いな対象であれば、少しの事でも許せないものです。

猫自身は自分が好かれているとか嫌われているとか、周りの評価は気にしていません。

猫は癒しという点で人の役に立っています。人間に置き換えてみて、誰かの役に立つことをすることで、猫の様なサイクルに入っていけるのではないか。

その際には人の役に立ったとか好かれるとか一切気にしないという心理状態が理想です。

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  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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