考え方

褒めることが難しい理由。褒める事が出来るようになる方法

2020年2月22日


皆さんも褒められた経験があるかと思います。褒めてもらって悪い気を起こす人は少ないです。一方で褒める立場になると難しくなります。単純に「すごい」という言葉だけであれば、感想を言っただけで褒めている事にはなりません。今回は褒めることについて考えてみました。

褒めることが難しい理由は、頭を使うからです。また精神的な面も関係しています。自分がつらいときには褒めることは難しくなります。

褒めるには知性が必要

褒めるとは

人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。たたえる。
引用:デジタル大辞泉

人をけなすことに頭を使う必要ありません。逆に褒めることは頭を使います。どういう表現をすれば良いか、迷うこともよくあります。本心でこちらが素晴らしいと思っていても、人によってはおべんちゃらととられる可能性もあるからです。その時々で選ぶ言葉も変わってくるため難しいものです。

褒めるという行為は、その人の知性を垣間見ることがでます。例えば食レポでも「おいしい」という言葉を使わずに、その食べ物の味やおいしさを表現しなければいけません。「おいしい」ではなんのこっちゃわからないからです。おいしいのは分かったけど、どうおいしいのかレポートしなければいけません。どういう表現をするのか、それにはどうしても知性が必要になります

褒める側が立場が上

周りで褒めている側、褒められている側をみてみると面白いことに気づきます。全てにおいて褒める側が主導権を握っています。そして褒める側が100%立場が上です。労をねぎらったりすることも同じです、労をねぎらうことは目上が目下に対してする行為です。

褒める褒められるという事は、会社や家庭など至る所で行われています。

例えば家庭であれば、子供が良い事をすれば褒めるでしょう。子供は嬉しくなってまた褒めてもらいたいと思い、同じ行動をとることになります。夫婦の間でも同じことが行われています。奥さんが旦那を誉めていた場合、立場は奥さんの方が上という事になり旦那はコントロールされる立場にあります。褒められて喜んでいれば完全にコントロールされていることになります。

会社であれば上司が部下に対して褒めることがあるでしょう。逆に部下が上司を誉めていたら、失礼になりますし、もしそれで喜んでいる上司であれば数年後には立場が逆転します。褒めるという事は相手を認めるという行為であり、人間にとって認められるという事は嬉しいものです。ですのでそれを利用してコントロールしていくのです。

家庭でいうコントロールと会社でのコントロールは分けて考えます。

家庭であればコントロールされることが幸せなこともあります。それは、それぞれ個々の家庭によって変わってくる事と思ます。一方、会社ではコントロールしたものが勝ちます。コントロールした方が立場が上です。立場は上にいけばいくほど自分の好きなことができますので、絶対に上に行くべきなのです。

自分のやりたいことが出来ずに独立をする人が数多くいます。もしその会社で社長になることが出来れば自分のやりたいようにできるので、退社独立する必要はないわけです。ですので絶対に上に行く方がメリットがあるため、勤めている間は常に上に行く努力が必要です。「コントロールされているようではいけません」というのはそこにあります。

後感覚的な話になりますが。
時代劇などで「褒めてつかわす」という言葉を聞いたことがありますが、これに近い状態です。褒めてつかわすという事は「褒めてやる」ということで、褒めて、領地や褒美などなどをやるということにつながります。しかし現在は少し違い、「褒めさせていただく」です。褒めて主導権を握りいろいろな得をいただくのです。

こういう気持ちでいると、褒めることが有難いことに気づいてきます。

誰でも褒めていいものではない

誰でも彼でも褒めていると、たまにつけあがる人が出てきます。当然そのような人には褒める必要はありません。なぜならお互いにとってマイナスだからです。人はそれぞれ皆違います。褒められて、「この人には裏がある」と疑いを持つ人もいるでしょうし、つけあがって褒めた人を下に見て、舐めた言動をする人もいます。

こういう人に共通しているのが社会的地位が低いという事です。社会的地位は収入が高い低いという事ではありません。なぜなら現代はグローバルな世の中になり、社会的地位と収入は必ずしもイコールではないからです。ネットが普及する一昔まではイコールでした。

誰でも褒めていいというわけではないので、人を見る目が必要になります。もしいまいちピンとこなければ、今日から手あたり次第、褒めることを始めると良いでしょう。続けていると、極まれにつけあがってくる人が出てきます。

褒めるコツは「人はそれぞれ皆違う」と認識すること

人は、顔や性格、体格など全てにおいて違っています。今回は褒めることについて考えてみましたが、何においてもまずは人はみな違うという事は忘れずに覚えておきたところです。褒めるということは「人はみな違う」という事を認めるところから始まります

ある人の声が聴き心地が良いという人もいれば、吐き気がするからしゃべらないでほしいという人もいるのです。人によって受け取り方や感じ方が違います。ここで認めるという事は無理して聞くという事ではありません。関わらないようにすればいいだけで、怒る必要はないという事です。自分にとって聞き心地が悪いものは仕方がありません。それを認めるという事は関わらないという事です。認めていないから文句を言ったり怒ったりするのです。

「普通は~するだろう」とか言ったりしますが、普通というのは自分の設定している普通であって、周りからすれば普通でないことも多いです。

褒めることは頭を使いますし、難しいものです。しかしそこまで構える必要はなく、心から出る褒める言葉というのは、その人の心に届くものです。心から人を褒めるという事はどういう状態であるかというと、自分にゆとりがある状態です。自分を認め他人も同じように存在を認めることです。当たり前の話ですが当たり前ではありません。なぜなら普段生活していて、誰々が許せないとか誰々がなんであんなことをするのかとかという話はよく聞くからです。法を犯していれば大問題で、警察にお願いすればいいですが、皆法律を犯さない範囲で妥協しながら生きています。それだけで立派なことです。

気を楽にし、すべて違うんだという感覚で生活していると、たまに気の合う人が現れると宝物を見つけたような気分になります。そういう幸せな気分が溢れ出て他人を褒めることができるようになるのだと感じます。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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