世の中には寝てない自慢をしてくる人が存在します。そして寝てない自慢を聞くと疲れます。この人たちはどうして寝てないことを自慢してくるのか、また対処法などを考えてみました。
対処法は、「関わらないようにする」です。
目次
寝てないこと自体は悪くない
仕事で忙しくて寝てないことがいけないと言ってるわけではありません。寝てないことを自慢することがいけないという話です。
誰しも仕事で忙しいときがあります。何かに熱中するがあまり時間を忘れ、没頭することもあります。その結果寝不足になります。寝れない位没頭する何かがある人は幸せな人達です。それがなくて何をやっても楽しくなくロボットの様な毎日を送っている人も大勢います。
熱中するものが何なのかにもよります。それは人のためになっているかどうかです。
例えば仕事であれば人のためになっています。人のためになっているから報酬としてお金が頂けるのです。人のためというと少しきれいごとのような感じを受ける現実的な人もいると思います。しかし、順番としては人の役に立つ方が先で、お金をいただくことはその結果によるものですので、この考えは間違いありません。
人の役に立つことに没頭し寝不足になる人達がいる一方で、自分のためにすることで寝不足になる人がいます。
例えばテレビやゲームなどの娯楽などです。しかし自分のためとはいえ、一切報酬も発生しないし、誰からも感謝されることもないので、結局は自分のためにすらなっていません。更に寝不足で自分を苦しめるわけですから、自分のためにすることで没頭することは良くないということがいえます。
寝てない自慢をする人のほとんどが後者です。自分のために何かに没頭して寝不足になる。そして寝てないことを自慢するのです。
寝てないことを自慢する?
寝てないことを自慢するとはいったいどういう事でしょうか。
自慢
自分のことや自分に関係のあることを他人に誇ること。
引用:大辞林 第三版
誇る
得意気なさまを示す。意気があがる。
引用:大辞林 第三版
寝てないことを自慢するというのは少し不思議な感じがします。自慢というよりもアピールでしょうか。寝てないという事は基本恥ずかしいことです。なぜなら寝てない状況になっていることが、そもそもその分野での能力がない証拠です。
仕事の能力が有るが故、いろいろと任され、寝不足になるという事もあります。その場合は管理能力がないという事になり、結局能力がないことになります。
通常自慢するという行為は自分が得意になれることですので、能力が低いことを誇りに思うというのもおかしな話です。
会社の社長や将来有望な人は例え寝不足の状況になってもそれを自慢することは絶対にしません。なぜなら無我夢中でやってるため寝不足になっているからです。自分のためだけの無我夢中とは違い、意識が常に他にあるためそれどころではありません。寝不足になっている状況を把握して改善することに頭がいっぱいで、アピールするという思考すらありません。
寝不足による弊害
寝不足による弊害は様々あります。人体や精神への影響もありますが、ここでは絞ってあげます。
時間が無駄になる
寝不足によって仕事の効率が落ち、時間の無駄になります。
例えば昼ご飯を食べた後は、食べたものを消化するために副交感神経優位となり眠気が襲ってきます。事務作業など座ってする仕事であれば効率は一気に落ち、全く仕事がはかどらなくなります。ですので昼ご飯は食べない方がいいのです。私も建設会社で経理事務をしていたので、このことはよくわかります。そもそも肉体労働ではないため食べる必要はありません。
普段から寝不足であれば昼食後の眠気はひどくなり仕事が出来ない状態になります。
判断力が落ちる
眠たくなって効率が下がるだけではなく判断力も落ちます。長く会社に勤めて出世したり、または独立開業すれば決断を下す機会は多くなります。働いていて、上司が寝不足であれば、その人からの指示というのは不安があります。目にクマを作った上司からの指示は説得力がありません。
おそらく上の役職に就く人たちは、寝不足になっている人は少ないのではないでしょうか。寝不足という事は能力がない証拠です。能力がない人が上に立つことは考えられません。役職が上がる人達は役職が上がったから寝不足にならないのではなく、寝不足ではなかったから役職があがったのです。
寝不足自慢をする人達
寝不足自慢をする人たちはなぜ寝不足をアピールをするのでしょうか。
大目に見てほしい
事前に自分がかわいそうな人だと宣言することで、予防線を張っています。寝不足なんだから少々のミスは大目に見てくれよ。ということです。
こういう人が仕事場に居たら悲惨です。寝不足を宣言するという事はミスを宣言するも同じことですから仕事の質は落ちます。
例えミスしても、悪びれる様子もなく、なんなら寝不足の自分をカバーしなかったのが悪いとでも言わんばかりの顔をしています。「仕方がないよ寝不足なんだから」とは誰も言わないはずです。しかし当の本人はそう思っているわけです。
対処法は出来るだけ関わらないことです。上司に相談して排除してもらうか、自分が上司なら、うまく排除して二度とチームに入れません。自分が上司でない場合どうしても避けることができないというのもあります。その場合は、受け入れなければ良いです。これは結構難しい技ですが、練習をすればできるようになります。同じ空間に居ながら、存在しないことにするわけです。
寝てない自慢をする人の役職は低く能力も低いです。寝てない自慢をするくらいの能力しかないので出世できるわけがありません。ですのでその人の話は聞かなくても大丈夫です。
構ってほしい
構ってもらえるとエネルギーをもらえます。こういう人は常に人からエネルギーを奪うことを考えています。考えているというよりも無意識に言動に出てしまうのです。
対処法は構ってあげないことです。出来ればその人に近づかないことです。構ってあげないことで、その人はエネルギーを奪い取ることができないことを察知します。そして、構ってってアピールをしてくる回数が減ります。「あの人は優しい言葉をかけてくれたのに。」と言ってこようものなら、今度こそ接触は避けるべきです。強制的にエネルギーを奪おうとしているからです。
エネルギーを奪われた証拠に、その後疲れがいつも以上に出ることが分かります。
対処法について
繰り返し挙げているように、対処法は関わらないことです。逃げることです。
自慢する人はとにかく相手からエネルギーを奪おうとしているわけです。気を使ってもらいたいわけです。それにこちらが答えてしまうと、また次もエネルギーを奪い気に来ます。それに答えてしまう人は優しい人です。そこにつけこんでエネルギーを奪おうとするわけですから、言い寄ってくる人はもはや悪人です。
通常人からものを奪うと法律で罰せられます。しかし、寝てない自慢による被害を救うための法律は存在しません。だからたちが悪いのです。これは寝てない自慢に限ったことではありません。人の機嫌をうかがわせるような言動を取ったり、心配させるようなことを言ったりすることもそうです。
とにかく関わらないようにします。
まとめ
寝不足のタイプには2種類に分かれます
・人のために役に立つことをして寝不足になる。例えば仕事など
・自分のために寝不足になる。例えばテレビなどの娯楽など
寝不足自体は悪いことではなく、それを自慢することはよくありません。寝不足を自慢してくる人はあなたのエネルギーを奪いにきてます。出来るだけ関わらないようにします。