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ブログの文字数の考え方。一体誰のための文字数なのか

2020年4月1日

私の様なブログ歴が浅い人にとって、投稿するときに気を遣うことの一つとして文字数があげられます。文字数は少ないより多い方が良いと色々なところで言われています。文字数が多くなれば当然読むのに時間がかかります。果たしてそれが読者のためになっているのかどうかです。今回はブログの文字数について考えてみました。

結論は、文字数は2000字から3000字以上あったほうが良いですが、そのままでは時間泥棒になる可能性もあります。それを解決する方法は、冒頭に答えを書いて読む価値があるか判断してもらえるようにします

少し詳しく見ていきます。

ブログの推奨文字数

ブログの1ページの文字数は最低でも2000字から3000字、またはそれ以上あれば良いとされています。ここで重要なのは誰にとって良いのかということです。それは検索エンジンで上位に表示されるためには良いということです。すなわちSEO的観点から良いということで、必ずしも読む人の立場には立っていないことになります

文字数が少ないことのメリット

もし分からないことを検索で調べようとしたとき、長い文章だと読む気も起こりません。そして最後まで読んでも最初に読んだことは忘れていたり、意味が分からなかったり、時間の無駄になることもあります。これは決して読む人のためにはなっていません。

文字数が少なければ、短時間で読めて、役に立ったかどうかが判断できます

近年では、例え文字が少なくても画像一枚で検索上位に来るというようなことも耳にしますが、ごくごくまれなことではないでしょうか。しかし本来はそうあるべきなのです。なぜなら出来るだけ読む人の時間を奪わないように問題を解決できるからです

問題が解決されるのであれば、文字数は少ないに越したことはありません

文字数が多いことのメリット

しかし、一方で、説明をしようとするとどうしても文字数が多くなるということは確かです。

例えば「りんご」と一言で言っても、どういう「りんご」かわかりません。皮が赤いのか黄色いのか、甘いのか水臭いのか、値段は高いのか安いのか、大きさも大きいのか小さいのか情報がなければわかりません。それを説明するとどうしても文字数は増えていきます。詳しく説明することは親切であるといえます。ですのでそこだけをみれば読む人にとっては親切なものとなります。

人生が四コマ漫画で表されるのと同じように、文章は圧縮することが出来ます。

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なぜ文章を省いたりまとめたり出来るのかというと、自分はその事について分かっているからです。

分かっていない人に説明するときには、省略すれば説明が足りず分かってもらえません。だから4コマ漫画は奥が深いのです。4コマという限られた中で、全てを詰め込むという作業をしなければいけません。ですので文章が短くて読み手に伝わるということはその文章を書いた人は頭のいい人だといえます。

本来はそうあるべきことなのです。ところが、それではAIが判断できずに良いのか悪いのか評価すらされないということになります。

文字数が多い事のメリットは詳しい説明が出来ることと、それほど頭を使わなくていい事にあります。省くことにエネルギーを使わずに生み出すことにのみエネルギーを使えるというのは、書く方にとっては楽です。その場合逆に読み手がエネルギーを使うことになります。

文字数が多い事の問題点

文字数が多い問題点は時間の無駄になる可能性があることです。

文字数が少なければ、問題が解決できなくても他を探しに行けます。ところが、長文を読まされ、時間を使った挙句、なんのこっちゃ分からないということになれば、時間の無駄となり命の無駄となります。

ですので文字数が書けるからと言って、威張ることはできません。基本的に文字数を多くすることは誰でも出来ますが、それをまとめることは出来ません。どこを省略するのか、まとめるのか、それは誰に向けて書くかによって変わってくるからです。まとめることは頭を使うので難しいのです。

本を読むことで例えると。私は平均で一日一冊の本を読みます。その習慣にしてから今年で4年目になります。本も色々あり、数ページにわたって気づきをくれるものや、自分にとって必要のないものもあります。しかし、今まで読んだ経験から言えることは、一冊読むと大抵1ページ分は何かしら有益なものがあるものです。最低1文章はグッとくるものがあるはずです。

200ページあれば199ページは必要ないということになります。必要なものは人によって違ってくるため、どこを省くのかは難しくなります。もし私が必要だった部分が省かれていた場合、この本を読む意味はなかったことになります。ですので、文字数を増やすことよりも省く方が難しいのです。

記事の文章が長いままで解決する

詳しい説明があれば、その記事は親切です。省略するということはその部分の説明を省くということです。誰もがみんな分かっているということはありません。ですので詳しい説明が必要です。となれば自然と文字数が増えることになります。最後まで読まないと答えが出ないものであれば、文字数が多ければ、5分10分無駄になる可能性も出てきます。

そこで、解決する方法としては、最初に答えを書くということです。

本でも最初のプロローグが面白ければ、読む価値があるといえます。ブログも同じように冒頭で判断されるべきです

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だから、私は出来るだけ記事の冒頭に答えを書くようにしています。そこで判断してもらい、なんか違うと感じたらすぐ離脱してもらえるようにしています。一番大切なのは人の命(時間)を奪わないということです。もし、自分の命を奪われて嫌であれば人の命は奪わないことです。

時間には読む人も書く人も、もっと敏感になるべきです。なぜなら自分に残された時間は確実に減っているからです。

まとめ

ブログの文字数は2000字から3000以上とできるだけ多い方が良いです。なぜなら、詳しい説明をすれば自然と文字数は増えるということと、何を書いているのかAIに判断してもらうためです。

文字数が多くなれば、長文を読まされた挙句何が何だかわからないということもあり得ます。それを防ぐために最初に結論を書き、読む人が離脱できるようにしておくことが必要です。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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