日本人は2人に1人ががんになるといわれています。そして3人に1人はがんが原因で死亡します。誰もががんになどなりたくないわけですが、ならないためには、まずがんがどういうものがを理解する必要があります。
私も学生のときがん(悪性腫瘍)は増殖するということを習いました。その常識は本当なのかということを見ていきたいと思います。
目次
がんとは
発がん物質が細胞に入り酵素によって代謝され、その物質が細胞のDNAを攻撃します。損傷したDNAが修復されない場合プログラムとは違う細胞ができ、これががんになります。
がんは常に発生し、消えています。検査レベルでは発見できない小さなものはみんな持っていることになります。言い方を変えれば2人に1人がんになるのではなく、人類皆がんになってるという方が正しいのかもしれません。
がんは遺伝であるということを言う人がいますが、すべてのがんのうち遺伝はったった2-3%にしかすぎません。長生きすればがんになるリスクも高くなり長生きの家系でがんが発生しているから、そのように捉えるということもあります。
【がんと癌の違いについて】
がんは非上皮性の悪性腫瘍のことを言い、癌は上皮性の悪性腫瘍の事をいいます。
上皮性というのはその部分を境に外界と接しているところです。例えば消化管の内側の細胞です。口から肛門までの消化管は外界と接しています。体の中にあるから中のような気がしますがすべて外側です。膀胱・尿道・膣などもすべて外側です。小腸の柔毛などから栄養が吸収されたそこから内側となります。
逆に体内は常に酸性に傾きやすく、アルカリ性にするよう働きかけると良いです。
まとめると体の外は弱酸性が良い。体の中は弱アルカリ性が良い。
がんの増殖
最初はがんができても、検査では発見できないレベルの非常に小さなものです。この状態であれば通常の免疫作用によってその細胞は死滅し増殖することはありません。しかしいったん増殖してしてしまうと増殖を止めることができず、どんどんがん細胞が増殖し手の付けられない状況になります。と一般的には言われています。
最近がんと診断されたけども、その後増殖することなく消えたということを身近な人から聞きました。医者も首をかしげていたといいます。がんじゃなかったのではないかなど思ってしまいますが、結構そういう事例は多いのです。
ある人は末期がんと診断され薬物療法などをすすめられたが、それでは治る見込みがないため断りました。そして病院を離れ病院以外でする治療、いわゆる民間療法といわれるものを試して宣告された余命を超えても生きている人もいます。生き永らえるどころか体の調子も良くなったので検査をしに病院にいくと、以前より検査結果が良くなっていたと。
そういう患者さんがおられた場合、医者にとっては意味が分からないでしょう。そこから慌てて医者が薬物療法やら放射線治療やらやりましょう。などと言ってきたらしいのです。もうほんと余計なことをするなとwww
余命宣告しておきながら、それはないでと。結局はそれが西洋医学の限界なのです。
なぜ増殖するのか
そもそもなぜがんは増殖するのか。がんの成長が早い人と遅い人はどう違うのか。年齢が若ければ細胞の活動も活発であるため増殖速度がはやいですが、前提としてがんの成長は食べ物で決まります。
以前素質の話で、種があって土や水がなければ種だけでは育たないという話をしました。
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がん細胞ができたとしても種の状態で土である栄養や水がなければ芽を出して育ちません。それと同じでがん細胞も栄養や環境が育たないと増殖することはありません。そして人間に備わってる免疫機能でがんを退治し続けています。それががんになる人では免疫機能の低下や環境が整ってしまったためにがんになります。
がんは増殖すると血液を介してリンパを介して全身へ運ばれます。これを転移といいます。こうなると現代の西洋医学では回復が困難となります。
がんと診断されない人でもがん細胞は発生しています。しかし条件が満たすことなく増殖すせず消滅してしまいます。がんは発生してしまうものですので、それを成長させないことが何よりも重要なことです。
動物性や植物性食品
動物性食品からの栄養は腫瘍を成長させ、植物性食品からの栄養は腫瘍の成長を減少させることができます。低たんぱく食はがんの進行を遅らせることができます。ただし植物性たんぱく質を多くとってもがんの増殖の関連性は見られませんでした。
葬られた第二のマクガバン報告
著T・コリンキャンベル トーマス・M・キャンベル
アマゾンで販売しているがんに関する書籍を片っ端から買って読みましたが危険なものとして一番目についたのは牛乳をはじめとする乳製品でした。
そして牛乳に関する本も片っ端から購入し読んでみるとがんに関することが書かれていました。これだけ数が多いと本当なのかなと思ってしまいます。もし嘘であれば訴えられて、書籍事態販売されていないでしょうから。牛乳はがんの発生にかかわるのではなく、増殖にかかわるということです。このことは数年前から知っていましたが、ピザなどの乳製品が好きな私にとってはショックなことでした。
牛乳は異種の乳です。授乳期が過ぎた哺乳類で乳を飲むのは人間だけです。しかも人間のものではなく牛の乳です。通常人間であれば乳が出る期間というのが大体決まっています。牛もそのはずですが、年がら年中売られているということは何かでコントロールされているのかと思います。それを飲むわけですから、2重に体に悪いんだろうと想像はつきます。
牛だけではなく肉や砂糖も良く取り上げられています。良質なたんぱく源としてお年寄りに肉をすすめる人がいれば、それは肉を食べてもらうことによって何かしらの利益が得られる人なのでしょう。
年を取れば自然とあっさりとした食事が好きになっていくものです。自分の体に良いものは、自分の体がよくわかっているものです。
そもそも論
そもそもがんというのは、体の歪が現れた結果としてがんになったわけです。がんが原因で人は死にますが、がん自体は結果であり原因ではありません。
例えばLDLコレステロールは昔悪玉コレステロールと呼ばれていました。人間の7.8割のコレステロールは肝臓で作られるのにです。もし完全に悪いのであれば、進化の過程でそういう能力は獲得していないはずです。人間の体にある機能というのは必要だから備わっているのです。LDLは重要な役割を果たしているにもかかわらず、悪い部分にのみフォーカスしていました。原因は人間の食べる物と量です。
がんもそれと同様皆の体にあるわけです。それがそのまま消滅するのか増殖するのかの違いです。そう考えるとがんというものは恐ろしいものではないということがわかります。
検査から治療までその部分しか見ていない今の医療では無理でしょうが、いずれ「がん」も風邪と同様な感じに普通に治る日がくることでしょう。
大切なことは人間も自然の一部であるということと食事と考え方(心)が大切であるということです。そこから逸脱したとき、外側に病気として現れてくる。ただそれだけのことです。
最後に
がんを増殖させなければ、自身の免疫機構が働いてくれます。いかに増殖させないか、それには極めて食習慣が大切だということを再認識させられます。食に気を使えば発がん物質の摂取も限られたものになるため、がんになりにくく増殖もしにくくなります。