グーグルアナリティクスで自分のアクセスをカウントさせないようにすることができます。アナリティクスの中でも説明されているように、IPアドレスをフィルターにかけることで集計しないようにするというものです。しかし、設定したのにもかかわらず、カウントされてしまう現象が起こりました。
色々試した結果、最終的にはIPアドレスをフィルタにかけるよりも簡単で手間のかからない方法を取りました。
目次
アナリティクスにある説明
IPアドレスで検索すると、cman.jpというサイトがトップにきます。ここからアクセスすれば、自分のIPアドレスを確認できます。
赤枠で囲ったIPアドレスをコピーしてアナリティクスの画面に行きます。
アナリティクスのホーム画面の左下の管理から
フィルターを選択します。
フィルタを追加
フィルタ名は表示される名前なので何でもいいです。自宅など分かりやすくしとくと良いです。下のIPアドレスに先ほどコピーした自分のIPアドレスを貼り付けます。一番下の保存を押して設定完了です。
ところが、その後検証をしてみても自分のアクセスはカウントされてしまいます。もちろんこれでカウントされなくなる人もいます。
IPアドレスは他にもある
先ほど貼り付けたIPアドレスの欄は何も入力しないと、次の画像の様な感じで説明が表示されています。「または」以降2001から始まる部分が気になり、いろいろと調べているとIPアドレスはこれだけではないようです。
先ほど設定したのはipv4というもので、入力欄の「または」以降の形のものはipv6というものです。
どうやらipv6の方が新しいものの様で、ipv4より優れているようなのですが、良く分からないので詳しいことは専門のサイトを調べて頂ければと思います。
検索エンジンで「ipv6 test」で検索するとトップに「あなたのIPv6をテストしましょう。」というのが出ますので、こちらにアクセスするとIPアドレスが分かります。
「:」を挟んで8個のブロックからなるものです。赤枠の部分をコピーし手そのまま貼り付けます。
これで試したところ、カウントされなくなりました。
ところがまたしても問題が起こりました。数時間後またカウントされ始めたのです。調べてみたところIPアドレスが先ほど設定したものと違うものに変わっているのです。
ネットする環境は人それぞれ違います。たまにしか変更されない人もいるので、大抵はこれで解決されるかと思います。
ところが私の場合は違っていました。最終的には落ち着きましたが、以降は最終に行きつくまでの迷走の記録です。
迷走していろいろ試す
変更されるIPアドレスをみていると前半の4つのブロックは変わっていないことに気づきました。ですので、設定の時に前の4つだけを入力し、「等しい」ではなく「次を含む」を選択して保存します。
すると、カウントされなくなりました。その後もIPアドレスが変わりますが、前の4つが変わらないので、これでいけているのかなと思っていました。
ところが・・・またカウントされだしたのです。調べてみると、前の4つ目がかわっていました。そもそもなぜIPアドレスが頻繁に変わるのか調べてみたことろ、電源を入れ直すと必ず変わるそうなのです。私の場合、寝る前にはルーターを切るので、毎日変わることになります。最初カウントされなくなり、再びカウントされだした時の事を思い出してみると、wifiの電源を切って再度入れ直した時でした。
電気代も年間にして300円いかない位なので、つけっぱなしにしようと決意します。
これで大丈夫と思った翌日、またまたカウントされているので確認してみると、案の定IPアドレスが変わっています。電源切らなくても変わるんですね。ってことでこのやり方は私の環境ではだめだということになり、他の解決策を探しました。
安定した解決方法【最終】
アナリティクスのフィルタ機能を使ってカウントをさせないようにしようとしてきましたが、確実で簡単にカウントさせない方法がありました。
googleクロムの拡張機能を使って、カウントさせないようにすることが出来ます。ブラウザはクロム限定になってしまいますが、簡単で、IPアドレスのようにアドレスが変わっても関係ありません。ずっとそのままで行けます。
こちらにアクセスして赤枠で囲ったボタンを押すだけです。これだけです。
記事をアップロードするとき携帯から記事を確認するのですが、携帯は携帯でアプリがあり、設定すればカウントされなくなります。
「ADFilter」というアプリを使います。
高度なブロックから、アナリティクスをオンにします。
サイト別設定から、自分のサイトを登録します。
ブロックするものをオンにして保存すれば完了です。
あとは、念のためにカウントされていないかを確認します。
私の場合は携帯はワードプレスのアプリを使っていたのですが、アプリの場合カウントされるので、アプリはもう使っていません。いつも編集しているユーザーではなく、購読者のユーザーをつくって、そのアカウントでログインします。購読者の権限は出来ることがすくないのでなんとなく安心です。
ちなみに、購読者でも非公開の記事をみることができます。
記事を公開する前に非公開の状態で携帯で確認することができます。
functions.phpに以下のコードを追加するだけです。
$subscriber->add_cap( 'read_private_posts' );
ファイルの場所は
の中に入っています。
とりあえずこんな感じで設定しました。長い時間アナリティクスのカウントの事で憑りつかれていたので、やっと解放されました。