考え方

自信とは?自信をつける方法やポジティブ思考との違いなど

2019年12月21日


自信は目標達成に必要な要素です。自信を持つのは大切なこととはよく耳にしますが、どのうようにして自信を持てばいいのか。ここでは自信について書いていきます。

結論を言うと、自分の得意なことをするということに尽きます。

自信とは何か

自信とは望む結果を得るために必要とされる能力を自分は持っていると信じることをいいます。自己効力感と言ったりもします。

自己効力感があるとないとでは、その人が実際に能力があるなしにかかわらず成功するか失敗するかを決定するくらい重要なことになります。

現在私自身そんなに偉そうに自信について語れる立場ではありませんが、自信のある分野もあります。そして誰でもそうだと思いますが、得意な分野・自信のある分野があるかとおもいます。そこにある自信というものは、どのようにして体に染みついていったのかを思い返してみました。

自信をつける

実際に成功した体験を持つと自信がつきます。

成功した体験を積み重ねていけば、困難な問題に対しても冷静に乗り越えていける確固たる自信がつきます。このレベルになるとちょっとした失敗では自信を失うことはありません。

言葉によって自信をつけることもできます。自分自身や周りの人から「あなたならできる!」という言葉をかけてもらうなどしてそれを信じることで自信をつけます。
しかし言葉によるものは非常に弱いもので、ちょっとした失敗で自信を失うことになります。

普通失敗すると「やっぱり自分には能力がなかった」と自信を失います。自分に能力が有るか無いかということと、自信を持つということは関係ないとは言うものの、普通は失敗すれば自信を失います。

結局は自分の得意なことをするということが自信に繋がるということになります。学生の頃にいろいろチャレンジするのは、自分の得意なものや苦手のものを見つける作業でもあります。

得意なものを見つけることができた人はラッキーで、大人になってもその分野で生きていく道しるべになるでしょう。一方で苦手なものでも強制的にさせられることがあります。これは非常につらいことですが苦手なことをするのはどれだけ無駄なことかということを勉強させられる時間となり、大人になってこれはこれで意外と役に立ちます。

得意なことを見つけることができない場合は楽しいことをみつけます。楽しければ必ず継続できるので、その道では優れた人になります。「得意だから楽しい」のか「楽しいから結果得意になった」なのかについては、両方とも当てはまり必ずどっちということはありません。

ポジティブ思考と自信の違い

ポジティブに物事を考えるということと自信を持つということは違います。

ポジティブに物事を考えるというのは前向きに物事をとらえるということですが、ここに誤解が生じやすいのではないかと思います。

「思っていることは現実になるから自分が成功した姿を想像する」
「成功している場面を想像し一切消極的なことを考えてはいけない」

などといったりしますが、どんなにいいイメージを持っていたとしても予期せぬことや好ましくない出来事は起こります。それを前向きに捉え前進していくのがポジティブな考えであり、それにより困難を乗り越えたその経験が自信になります。

成功を想像しただけで現実になるというのは完全な妄想で根拠はありません。むしろその逆で理想の未来だけを想像することは実際に成功する確率を低くすることにもなりかねません。

ポジティブな思考は行動が伴わなければただの妄想ということになります。それよりも現実に起こった障害や出来事を考え、自分にはそれを乗り越えられるだけの力があると信じ行動する方が物事を短期間で解決することができます。自信は自分の周りに起こった障害や困難から目を背けることでは得ることは出来ません。
 

成功を再現できるかどうかが大切

自信をつける元となったその経験(成功や達成)は、自分意思で再現できるかどうかも重要です。

運による成功など、自分の意志とは関係ないものは再現性がありません。再び同じことをして成功するかどうかわかりません。

これが自分の意志の下に成功した場合は、再現性が見込め再度成功をつかめることができるため更なる自身の獲得になります。再現性のある成功というのは、どのようにしてそれを実現させたか自分で分かってるということです。

何をするにしても才能が必要です。才能はどちらかというと意志とは無関係なものですが、それを踏まえてどのようにして実現できたかという要因を理解して再現できるものにする。そうすることで確固たる自信につながります。

大切なことは以前の自分と比べるということです。他人と比べた場合上を見ればさらに上がいますし、下を見ればさらに下がます。
上を見て自分と比べた場合、自分を成長するためのやる気が上がればいいですがその差が大きければ大きいほど愕然とした気持ちになり気持ちが下がります。これは自信をつけるうえでもマイナスとなります。
下を見て自分と比べた場合、優越感に浸れるのこともあるかと思います。しかしそれは自信ではなく、成長の妨げになるものでありあまり意味のないことです。

外からの環境というのは常に変化するため、前の自分とどうだったかそこと比べるようにします。それが成功を再現できるかどうかにもつながります。

最後に

自信を持つということは何か物事に取り組みそれを達成するうえで必須の要素です。そして自信というものは、例えその目標が困難なものであっても粘り強くやり抜く力を与えてくれます。

この世は物質世界ですので、思うだけでは現実になりません。思って行動して、形になります。これを繰り返すことでしか自信はつかないということです。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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