猫には人を癒す不思議な力があります。人懐っこく、見た目やしぐさがかわいいから癒される、ということは良く言われることです。しかし単純にそれだけではなく人間の中に流れているエネルギーを調整し正常にしていく、そんな不思議な力をもっています。
目次
不思議とは
猫が持つ力は不思議です。
『不思議』とは、思うことも議論することもできないという意味で、人間の考えの及ばない人知を超えることを指します。
日々の暮らしの中で不思議な出来事は多々あります。頭のいい人は何とか科学的に解明しようと試みる人もいますが、解明されたところで、後付けでしかありません。猫の癒す力は「不思議だ!」ということで片付けて問題はないでしょう。事実皆さんが体験しているように、猫は私たち人間に癒しを与えてくれるわけです。それ以上何も必要ありません。
その昔エジプトでは猫は神としてあがめられていました。エジプトは穀物で経済が成り立っていたためネズミを駆除する猫を重宝しました。
それだけの理由で人々が猫を崇拝していたわけではありません。
猫は人間を癒す
猫は人間の体を癒すことができるといいます。
エネルギーを調整する
猫毛づくろいをするのは、自分のにおいをつけたり汚れを奇麗にしたりという意味がありますが、エネルギーを整える役割もあります。
飼い主が撫でたところをなめたりするのは気に入らないからなめるのではなく、飼い主が撫でたために停滞しているエネルギーを調整しているのです。
またストレスが多いと毛づくろいが長かったり回数が増えたりしますが、これもエネルギーを正常に戻すためです。
毛づくろいに代表されるように、猫は常にエネルギーを整えようとします。そしてそれは自分だけに限らず、飼い主のエネルギーも調整します。
私はエネルギーを調整するというのは、東洋医学でいう経絡の滞りを解消したり流れを正常に戻したりすることであると認識しています。
こういった気づきは古代の人々も感じていたのでしょう。
猫が病を取り込む
猫の不思議な話で飼い主の身代わりになるという話も数多くあります。小さな出来事から大きな出来事まであるかと思います。
小さな出来事でいえば、猫を飼いだして運がよくなったなどです。
大きなことでいえば、飼い主が重い病気を患っていて猫が急死し、不思議と病気が治った。猫が身代わりになってくれたとしか思えない。というようなエピソードもあります。
アメリカのアニマルコミュニケーターであるケイト・ソリスティーさんの本でも紹介されていて、以下は猫からのメッセージの一部を抜粋しています。
あなたたちがインフルエンザにかかると、
(略)
私たちはインフルエンザの波動に焦点を定め、探し出すことができます。次にあなたたちがウィルスを解き放つ準備ができたら、私たちは、あなたたちの体からオーラ圏にウィルスを吸い出し、あなたたちのオーラから、私たちのオーラにウィルスを取り込み、そこでウィルスを分解し、害を与えないようにして放出します。
あの世のネコたちが教えてくれたこと 著ケイト・ソリスティ
このように猫は時には自分を犠牲にして、いつもお世話になっている飼い主の悪いものを吸い出してくれているのかもしれません。
猫は恩を忘れない
犬は忠誠心が強くて猫は自分勝手、猫は飼い主の顔を3日すれば忘れるなどと言ったりしますが、そんなことはありません。猫もお世話になった飼い主の事は忘れませんし、恩を返したいと常に思っています。
人間は表情筋が豊かで、話さなくても感情が顔に出たりします。一方で猫などの動物は表情筋が少ないために感情がわかりにくいです。
もし会話することができたなら、どれだけ素晴らしいことでしょう。
最後に
自分が健康になるために猫を飼うわけではないですし、運勢をよくするために飼うものでもないと思います。
しかし、自分勝手に生きているはずなのにあれだけ魅力的な生き物は他にないのではないでしょうか
そこには何か不思議な力があるはずです。
画像はYUE_NANAMIさん。イラストACから
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