猫がもたらす癒しの力

2019年11月11日


猫は時に愛らしく時に気高くしぐさ一つ一つがかわいい、ふわふわしていてすごく癒される存在です。ストレスにさらされる毎日の生活の中で猫は人間に癒しをもたらしてくれます。猫に限らず動物と触れ合うことで、現代社会のストレスの緩和になっていることも事実です。猫がもたらす癒しの力を見ていきます。

猫は人を癒す

現代社会人間にとってこれほど癒しが必要になる時代はいまだかつなかったのではないでしょうか。癒しの効果は精神的な面だけでなく人間の肉体にも影響を与えることが証明されていて医療現場でも活躍しています。

例えば認知症患者と猫を触れ合わせた場合、表情がなかったお年寄りが少し笑顔になったり症状が緩和されることもあるようです。手がマヒした患者の場合猫を撫でるために一生懸命動かそうとする、今まで動かなかった手が動くようになり、回復に向かったなど不思議な力を持っています。

日本では小学生のころから学校で動物と触れ合う機会を用意してくれています。私の通っていた小学校では飼育小屋なるものがあって、ウサギ・カメ・ニワトリなどが飼われていました。4年生くらいから触れ合う機会を与えられ、5年生くらいからは飼育小屋の掃除の当番があるなど動物と関わる機会が多くありました。

小さいときから動物と関わると、命の大切さを学べ感性を養うことにもつながります。また自己効力感や自尊心が養われ、大人であっても精神を患い抑うつ状態の人が不安の改善がなされるなどの研究結果があります

どうして癒されるのか

猫に限らず動物は愛情で接するとその愛情を返してくれる生き物です。人間が無意識に傾ける愛情、見返りを求めない愛情はそのまま本人に返ってきます。人間の親が赤ちゃんに対するときと似ていると思います。

動物たちは言語を持ちません。それゆえにその人の持つエネルギーを感じ取る能力が極めて高いです。それは生き延びるうえで必要になってくるからです。近くにいる生物が自分のとって危害の加える危険なものなのか、それとも安心できるもなのかを判断できる能力です。

人間も昔はその能力が備わっていたそうなのですが、進化の過程で言語を獲得しました。言語に頼るためそういった能力は衰退したと考えられます。

猫を飼っている人は、人に気遣いをできる人が多いとされています。これは猫を飼っているほとんどの人が、納得しいただけると思います。猫は勝手気ままと言われるくらい自由です。気に入らないことは気に入らないと主張し、なぜか上から目線です。しかしなぜか許せてしまう、そういうところもかわいいと思ってしまうのです。

そういう生き物と暮らすには、不満を主張される前に察知し、事前に対処するすべを身に着けていくのです。ですので自然と気遣いができるようになる、というわけです。(笑)
そして気遣いができるアンテナを張り巡らしているからこそ、猫の一挙手一投足にこちらが反応してしまうのです。それは親がわが子を見守るものに似ていて、脳内に幸せホルモンと呼ばれているオキシトシ分泌され幸福感で満たされます。

本の紹介
すべての猫はセラピスト
著 眞並恭介

この本では東日本大震災で置き去りとなったペットの話から始まります。いろいろな症状をもつ人を癒すセラピー猫「ひめ」が医療現場で活躍します。

アニマルセラピーといえば犬を想像するかと思います。それは犬は躾ができますが猫はできないためです。医療という現場ではコントロールできない動物は不向きとされています。

最後に

何かを愛しむ心は自分自身にエネルギーを与えます。ペットを飼っている高齢者の方がそうでない人達よりも病院にかかる回数が少ないという研究や、ペットと触れ合うことで血圧が下がるなどの研究報告があることからしても、ペットが私たちに与えてくれるものは大きいです。

それは実はペットから受けているものではなく自分が発しているものが自分に跳ね返ってきているだけなのかもしれません

いずれにしてもそのような気持ちにさせてくれる存在があるということは、ありがたいことです。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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