私たちは生きていて疲れることはしたくありません。出来れば楽をして、楽しく暮らしたいと思っています。一言で疲れると言っても肉体的なものや精神的なものなど、様々な疲れがあります。
ここでは精神的な疲れの元になっている「しなければいけない」という感情に焦点を当ててみていきたいと思います。
結論は、目の前の事に集中することで「しなければいけない」という思いから解放されます。
少し詳しく見ていきます。
目次
しなければいけない事
「しなければいけない」という感情に普段からさいなまれている人は多いのではないでしょうか。
人は「しなければいけない」と思っていると疲れます。例えば、学校に行かなければいけない、本来は自分の仕事じゃないのに、頼まれたから仕事をしなければいけない。飲み会に参加しなければいけないなど。これら「しなければいけない」という気持ちは常に受け身の状態で拘束されている感じを受けます。この状況になると疲れを感じやすくなります。
疲れるとは
長く体や心を使ったために、体力や気力が衰える。くたびれる。
引用:大辞林 第三版
「しなければいけない」と思ったら、思った瞬間から力を発揮することになります。全く何もしていない状況でも、体力を消耗している状態です。
例えば最初に挙げた学校に行かなければいけないというのは、そういう感情であれば学校に行くまでに疲れてしまいます。
更に行ったら行ったで、授業を受けなければいけない、友達とは仲良くしなければいけない、周りの空気を読まなければいけないといったこともあります。意外と「いけない」というもので埋め尽くされていることに気づかされます。そしてこの気持ちというのは「常に追われている」という感覚にも陥るため、疲れやすくなります。
しかし、これらの感情は「嫌」という思いからきています。「嫌」の対極にあるのは「好き」という感情です。そして好きという感情で自らしたいと思って動くと、疲れはそれほど感じることはありません。
自ら動くことで疲れない
しなければいけないという事の反対側にあるものを理解することで、解決されます。それは自分から行動するということです。自分から行動に移すようなことは疲れにくいです。
自ら自主性をもって動くというのは好きなことです。ついついやってしまうことです。子供でいえばゲームや遊びなど、もちろん学校の授業が楽しいという子供もいます。楽しいと思い自主的に臨むものは疲れを感じにくいものです。疲れたとしてもいい疲労感で休息をとれば、またやりたいと感じます。
もし逃げることができない状況であれば、自主的に臨めるように気持ちを変化させていけば、より良くなるのではないでしょうか。
例えば、仕事で関係者と会うことになった時、自分としては正直気が進まなかったとしても、それを避けるということはなかなか現実的には不可能です。そのときは自分の気持ちを変えていきます。
気持ちを切り替える方法
では、どのようにして「しなければいけない」から自主的にしたいと思えるようになるかということですが、それを好きになる以外に方法はありません。ですが、それは短期間に不可能ですし、そもそも無理やりにでも好きになれないものもあります。
どのように気持ちを切り替えればいいか、それは犬に学びます。
しなければいけないという感情は自分が嫌いなことに対してこれから臨むという未来を考えるため憂鬱な気分になるのです。未来を考えるから・・・そうです、未来を考えなければいいのです。
今この瞬間に集中する。何も考えず、考えるのは今、目の前の事、目の前の人です。未来というのは現在の積み重ねで、結局考えるだけ無駄なのです。
犬などの動物は今を生きる生き物です。基本的に数十秒前の事は忘れています。飼い主に怒られたとしても一分もすればケロッとしている事でしょう。人間は賢いがゆえに未来の事を想像してしまいます。それが必要な時もありますが、殆どが意味のないことに終わります。
例えば大事な取引先の人と会っていて、今日の晩御飯何食べようかなと考えているとします。その未来を考えることは必要のないことです。今大切にするのは目の前の人です。
その瞬間瞬間目の前の事をやる。それによって疲れは格段となくなることでしょう。
目の前の事に集中すると意外と楽しいことに気づきます。身の回りで起こっていること、特に嫌と思っていて尚且つ自分がそこから逃げ出せない事というのは、自分にとって必要なことです。もし結果が思わしくないような場合でも、糧となり必ずその先自分を守ってくれるものとなります。考え方ひとつで辛いものが、そんなに嫌でもないと気づいたり、むしろ楽しいと思ったりします。また、やっていることが自分にとって意味があり、ためになるという認識があれば、ひどく疲れることはありません。
まとめ
「しなければいけない」という思いがあれば、何もしていなくても疲れが生じます。
逃げられない場合、目の前の事に集中することで格段と疲れは無くなります。