猫は人の言葉を理解できる?

2019年11月8日


皆さんは猫が人の言葉を理解できると思いますか?猫を飼っていらっしゃる方はうちの子はできる!なんていうことも多いのではないでしょうか?今回はおとぎ話のようなもので、こんなこともあるのかという感じで読んでいただけたらと思います。

言葉を理解できるとはどういうことか

言葉を理解しているといっても、人間の言語として理解しているわけではありません。言葉の持つエネルギーで言いたいことを察知するという感じでしょうか?ここでいう言葉を理解するとは、話している内容を理解するという意味です。

単語であれば理解できるだろう、ということはよくあります。例えば「ご飯」や「チュール」など、そういう言葉をあげる前に必ず言っていたら、条件反射でその言葉の後にご飯がきたりチュールがきたりするわけですので、ある程度年月がたてば覚えていることもあると思います。

言葉は受け取らなければ自分のものにならない

昔読んだお釈迦様の話で、言葉を受け取らなければ自分のものにはならないという話があります。

詳しい話を忘れたので、2つの例え話をします。

  • 人に愚痴を聞いてもらうと、少し気が楽なった記憶はありませんか?
    • これは聞いてくれた人が、その愚痴を言った人の言葉を受け入れたからです。愚痴を聞いた方は、疲れがたまっているはずです。
  • 子供を叱ったり人を罵った後で、異常に疲れたことははありませんか?
    • これは聞いた人が、あなたの言葉をうけとらなかったため自分に返ってきたからです。悪い言葉を使えば使うほどエネルギーを使えば使うほど、相手が受け取らなかった時の疲労感があるはずです。

    ここで話を戻して、飼い猫に愚痴をいったりしたことはありますか?
    そのとき気分は少し楽なりましたか?
    もし気分が楽になっているのであれば、それは猫があなたの言うことを理解しています。

    アニマルコミュニケーションとは

    現在日本にはアニマルコミュニケーターと呼ばれる人がいて、動物の言葉を飼い主に伝えることをしている方がいらっしゃいます。

    アニマルコミュニケーションとは動物の鳴き声やしぐさなどから言いたいことを理解するのではなく、テレパシーをつかって心を通わせることを言います。

    実際に話しかけてみる

    こちらから話しかける場合は、上のような特別な能力や物は必要ありません

    猫に話しかける場合、猫が落ち着いているときに行います

    猫と同じ目線の高さになって、猫は見つめられると挑戦的・威圧的ととらえるので普通は猫から目線をそらすとおもいますが飼い主もできるだけじっと目みつめ合わないようにします。

    猫を抱きかかえたりせず、猫のリラックスした状態で話しかけます。

    もし猫にやめてほしい行動を伝えるなら、どうしてやめてほしいのかを伝えることが重要です。それが猫のためであれば、猫は理解してくれます。

    本の紹介
    にゃんこの涙
    著 志垣まゆみ

    実話をもとに作られた漫画です。感動するストーリーもさることながら、猫が人間の言葉を理解しているであろう場面がたくさん出てきます。

    最後に

    猫は人の言葉を理解していると思いたいという人間の勝手な思いもあるかもわかりません。

    ですが書籍や体験を見たり聞いたりしていると、猫は本当に人の言葉を理解しているんじゃないかと思ってしまいます。

    言葉を理解していると思うと、これからネコに対して接し方が変わってきそうな気もします。

    • この記事を書いた人

    宮野 功次

    1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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