生きているものはいつか死んでしまいます。かわいがっていた愛猫も例外ではありません。大切な愛猫との別れから精神を病み、日常生活もままならなくなる状態をペットロス症候群といいます。別れの日が来るのがわかっているからこそ、毎日を大切に過ごしたいものです。
目次
別れる状況は人それぞれ
ペットとの別れはいろいろな状況があり、人によって様々です。
飼い主が先に亡くなる
猫よりも先に飼い主がこの世を去る、ということもめずらしくありません。
自分以外の家族がいれば家族に面倒を見てもらえますが、そうでない場合残された猫のことを考えると心配な人も多いことでしょう。
そんな時は遺言を残すことで、その心配も少しはましになります
いずれにしても猫を引き取ってくれる方を見つけないことには話になりませんので、早い時点で考えておかなければいけないことだと思います。
生き別れ
離婚によって、愛猫と別れざるを得ない状況になるときもあります。
子供たちが、両親の離婚で愛猫と別れて暮らすということもあります。
愛猫が先に亡くなる
これが一番心配するところです。
通常人間の方が寿命は長く、愛猫を見送ることの方が多いです。
亡くなる前からペットロス
愛猫が重病にかかったり年老いてくると、もうすぐ死ぬのではないかと心配しまだ生きているのにもかかわらず悲しみにとらわれることもあります。
この場合実際に亡くなると、その期間が長ければ長いほど失った時の感情の落ち込みが激しくなるといわれています。
ペットロスとは
ペットロスとは、ペットを失ったことで悲しんだり嘆いたりする状態を言います。
ペットロスの程度が激しく心身のバランスを崩し日常生活に支障をきたすほどの症状が出れば、それはペットロス症候群という病気で治療をしなければいけません。
ペットロスから立ち直るには
ペットロスはどれだけペットに愛情を注いでいたか、その飼い主のもともとの性格、ペットへの依存度など様々な原因で程度が異なってきます。
一匹しか飼っていなくてその子がなくなれば、その仔に費やしていた時間に空きが生まれます。その仔が使っていたお皿やトイレゲージなど、そういったものがすべて不要となります。新しくペットを迎い入れないのであれば、それらは完全に不要となります。
これらの状況を目の当たりにするたび、悲しみが蘇ってくるものです。捨てるに捨てれず、毎日悲しんでおられる方もいらっしゃることでしょう。
そんな時は、アニマルコミュニケーターに依頼してわが子の気持ちを教えてもらうというのもいいと思います。アニマルコミュニケーターの中には死んだペットともやり取りをできる人がいます。
愛猫を失って悲しむ原因は何でしょうか?
楽しかった日々を思い出して、もう会えないと思い悲しいということもあると思います。でもやっぱり一番は、亡くなった愛猫が本当に幸せだったのかどうか、それを考えるのではないでしょうか?そしてその答えがわからないから、つらいのではないでしょうか?
安心してください。愛猫は何を思っているかというと、常にあなたに対して「ありがとう」という感謝の気持ちです。そこまで悲しむということは、毎日愛情を注いでいた証です。
猫は非常に賢い動物です。表情が豊かでないために飼い主のことを3日で忘れるなどどいったりしますが、やってもらったことは必ず覚えています。そして常にその恩返しをしたいと思っているものです。
そう思っているなかで、自分が亡くなったことに対して悲しんでいると愛猫も悲しみます。
猫があなたに伝えたいこと
著 アニマルコミュニケーター 岩津麻佳
この本にはそのさまざまなケースが載ってありすべて実話です。
亡くなった仔たちとも話すことができるため、ペットロスでつらいときや飼っていたペットと話をしたい場合、こういう人に依頼してみてはいかがでしょうか。
まとめ
もし愛猫が亡くなって悲しくなっているのであれば、それは必要のないことです。愛猫がそれを望んでいないからです。そこまで気にかけてくれる飼い主のところに来れて、幸せだったに違いありません。
もしあまりにも辛い場合は、アニマルコミュニケーターにうちの仔が生前どう思っていたか今現在どう思っているかなど聞いてもらうと胸のつかえがとれるのかもしれません。
画像はGundula VogelさんPixabayから