社会

サイコパスとは?意外な割合で存在する

2019年12月24日


サイコパスと聞くと怖いイメージがあります。凶悪犯罪者というイメージがあります。最近は心理学の本にはまっていて、サイコパスという言葉が出てきたので調べてみました。サイコパスにもいろいろなサイコパスがあるようで、意外と身近に潜んでいるかもしれないということと、こういう人たちがいるということは知っておいて損はないと思います。あなたの周りにも、サイコパスはいるかもわかりません。

サイコパスとは

良心や共感性の欠如している人の事をいいます。もともとサイコパスという言葉は反社会的な行動をする人を説明するために作られた言葉です。日本ではずっと精神病質者と呼ばれていました。そして近年ではサイコパスは反社会的な行動をとらない人もいることがわかっています。

対人における影響

表面的な魅力があります。リスクを恐れることなく行動するため尊敬されやすい。カリスマ性があって人を引き付ける力がります。自己中心的なものの考えで、自分が世界の中心と考える一面をもちます。

平気で嘘をつきます。嘘をついてそれがばれてもあわてるようなそぶりは見せず平気な態度を見せます。あまりにも自信たっぷりに嘘をつくため聞いた方は騙されやすいです。自分の意見をころころ変え、物事を継続する力に欠けるため最後までやり遂げるのは苦手です。

また言葉巧みに相手を操作しようとします。婚姻関係が長続きしいのも特徴で、相手をアクセサリー程度にしか思っていないためアクセサリーの価値がなくなれば平気で別れを告げるようなことをします。

大体これらの特徴があります。こうしてみてみるとマイナスな部分がほとんどのように思いますが、プラスに働く部分もあります。私が今までの人生を振り返った中で、反社会的な行動をとるサイコパスは身近にいませんが、部分的にこれらの特徴を含んだ人は存在しました。

感情による影響良心の欠如

良心とは愛、思いやり、やさしさといった他者へのおもいから生まれる義務感で考えるものではありません。良心が欠如するということはそれらの思いやりや、愛というものが一切ない状態です。

良心に反することをしたとき後になって胸が苦しくなったりそのことが頭から離れなくなったり後悔したりしますが、サイコパスはその良心がそもそも存在しません。

共感性や罪悪感といったものを感じません。

サイコパスは不安や恐怖といった感情がないため、反社会的な大胆な行動であっても平気で実行に移せるという特徴があります。

反社会性がなければ勇敢な尊敬されやすいという印象を受けます

反社会性の影響

サイコパスが一番問題とされるのは反社会性があるかないかということでここが重要となります。

この反社会性がないサイコパスは政治家や芸能人、会社経営者に多いといわれています。いわゆる成功者と呼ばれる人達です。

サイコパステスト

サイコパスかどうかをみるのにモラルジレンマ問題を尋ねてみるといいです。
モラルジレンマとは社会のルールや道徳にかかわる究極の2択のことです。

有名なトロッコ問題を尋ねてみます

線路を走るトロッコがコントロール不能となりました。このままでは前で作業している5人の作業員は猛スピードのトロッコにひかれて死んでしまいます。
今あなたがトロッコの分岐器にいます。トロッコの進路を変えればその5人は助かりますが進路を変えた先にも1人作業をしていて、トロッコにひかれて死んでしまいます。この状況であなたはトロッコの進路を変えますか?

この質問をしてみて、サイコパス傾向が強い人は迷いなく「進路を変える」と即答します。

この問題は何もせず5人を見殺しにするか、それとも一人の命と引き換えに5人の命を救うかということですが、どちらとも人が死にます。

普通の人は、このようなあり得ないような仮の設定であっても相当迷います。なぜなら人間は本能的に誰かの命がかかっている場面に遭遇すれば、「助けたい」と思う生き物だからです。

迷う理由はできるだけ多くの人を救いたいという思いと、正当な理由があっても罪のない人を殺すべきではないとい道徳的ジレンマがあるからです。

人には歩んできた人生があり家族がありその人を大切に思う人もいるという想像をします。5人の命と1人の命の重みを単純に比較することはできません。

しかしサイコパスの場合、命は単純な足し算でしかなく、5人を救うために1人を殺すことは当然であると考えます。想像力と感情が欠如しているため、普通の人が決断を躊躇する理由がわかりません。

トロッコの話は非常に現実味がない話で、もう少し分かりやすい話があればいいと思います。ですがこのようなジレンマを感じることは普段生活していればあることです。

サイコパスの割合

サイコパスと呼ばれる人はジェームズブレア(サイコパス研究の第一人者)によると、人口の1~3%存在するといわれています。

学校でいえば1クラス30人として、その中にサイコパスがいてもおかしくないということになります。
そんなに珍しいことではないということです。

男女比でいえば10:1で男性に多く、東洋人より欧米人の方が多いといわれています。

更に犯罪を起こす人がすべてサイコパスということではなく、刑務所にいる受刑者の15~25%くらいがサイコパスと診断されています。それを考えると殆どの人が犯罪を犯さず社会に存在するということになります。

サイコパスは悪くない

私が思うのは、反社会的行動や他人に迷惑をかけることさえとらなければサイコパスは悪くないということです。犯罪を犯すほとんどがサイコパスではないことと、1~3%も存在するということはむしろ必要な人達であると言えると思います。

いろいろな人がいて、それぞれ妥協点を探し日々暮らしています。いろいろな人がいるから学びがあるわけで、みんな同じであればこれほどつまらない世界はありません。

また大きな成功を収める人にサイコパス傾向が強い人がいる、ということも物凄く面白いことです。自分がサイコパスでなくてもサイコパスを演じなりきることで、部分的に引き出すことで新しいことに挑戦出来たり自分にとって好ましい結果を残すことにつながるのではないでしょうか。

  • この記事を書いた人

宮野 功次

1986年1月8日生 健康・生活に関する役立つ知識や情報を発信していきます。 鍼灸師・柔道整復師 /コメントいただけたら喜びます。

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